:《トヨタ一強の危機、中国は世界の自動車産業の最後の救い!》
2年に一度の東京モーターショー(日本モビリティショー)が10月30日に開幕した。トヨタ、日産、Hondaといった日本勢が総力を挙げて参戦し、トヨタは世界No.1メーカーとしてのグローバル戦略を披露。新型カローラのコンセプトカー、ランドクルーザーFJ、そして新型ハイエースなど、世界各地の市場に向けた新モデルを一挙に公開した。
一方で、BYDと東風日産は東京モーターショーの新たな風景を作り出した。日本市場専用に開発された電気軽自動車「ラッコRACCO」や、合弁EVセダンの人気モデル「N7」を出展し、未来への期待を感じさせた。
多彩な新型車に加え、今回のショーは日本独自の“自動車文化”を余すところなく表現していた。子どもたちが自動車づくりを体験できる「Out of KidZania」など、幼児・小学生・中学生といった年代別の教育プログラム、部品展示、カスタムカーショー、パフォーマンスカー試乗、日本グルメエリア、トミカや公式グッズショップ、そして企業トップによるトークフォーラムまで——日本のクルマ文化の厚みを体感できるイベントだった。